
塾を選ぶ際の注意点とは?
一昔前は学びの場といえば学校でしたが、近年では学校の授業だけでは十分ではないと考える人も多くなり塾に通わせる家庭はかなり多くなりました。
成績アップや受験に備えるなど通わせる目的は人により様々ですが、一口に塾といっても今ではかなりの数が存在しています。
実際に通うのは子供であり、本人が嫌だと感じてしまえば続かないので気をつけましょう。
料金と通いやすさに注目しておく
入学金や毎月必要となる月謝はいくらかというのはあるのはもちろんのこと、教材を購入する必要があるのか、予期せぬ費用負担がないのかということにも注目しておかなくてはなりません。
どんなに月謝が安くても臨時の出費があるとなれば通わせることが困難になってしまうことも考えられます。
当然のことですが、立地条件も注意点の一つとなっています。
どんなにリーズナブルでも、自宅や学校からの距離が遠いなど通うことが億劫になってしまう場所にあるとなれば最初は良くても段々足が遠のいてしまう原因になります。
終了時間が遅いとなれば、送り迎えの負担も大きくなるので自宅からの距離が近めのところを選んでおくべきでしょう。
カリキュラムやサポート体制の違いとは?
新しくて綺麗で設備も整っている塾となれば、惹かれるのは当然のことと言えます。
しかし運営歴が浅い塾は成績アップや受験合格といった実績も乏しいので、カリキュラムも十分ではなかったりノウハウもイマイチだったりするということがあるので気をつけましょう。
また、子供に対していかに丁寧でわかりやすく教えてくれるのかという点が重要なポイントとなることは明白かもしれません。
ですがそれだけではなく、保護者とのコミュニケーションもしっかり取ってくれるかにも注目しておくようにしましょう。
子供の成長に関して聞くことができれば保護者も安心して通わせることができますし、家庭内でも子供が効率よく学べる状態を作るサポートができるようになります
子供に合っているのかが重要になる
他にも、個別指導か集団指導かという違いにも注目しなければなりません。
個別となればマンツーマンなので一人ひとりのペースに合わせて学ばせることができ、わからないところもしっかり質問して解決させていくことができます。
しかしその分、金銭面の負担も大きくなりがちです。
集団指導の塾は個別よりもリーズナブルなところが多いですが、周りのペースに合わせなくてはならないというデメリットがあります。
ただし、周りは仲間でありライバルという意識も持てるので、競争心も高まりモチベーションを保つ際にも役立ちます。
親がどんなに良いと感じても実際に通うのは子供になるので、まずは見学や体験レッスンに参加して子供の反応をみるようにしましょう。
本人が合わないと感じてしまうと、学ぶこと自体が苦手という意識を植え付けてしまうことにも繋がりかねないので、子供の意見をしっかりと聞いて、楽しんで積極的に通える先を選ぶようにしましょう。
金銭面の負担を始め、塾による違いは多岐に渡るので複数を比較してから選ぶべきということは明らかです。
ただ安いという理由で判断してはいけないことは確かであり、立地条件や信頼できる講師がいるのか、そして子供が楽しんで通うことができるのかをチェックしておくようにしましょう。
通わせるだけでは意味がなく、目的に合わせて効果も実感できる塾を選ぶようにしておきましょう。